はちみつマニア

コーヒー花はちみつは珈琲に合うの？2015/07/28

　コーヒーの原材料となるコーヒー豆は、木の実であり、実がなる前は、きれいな白い花が咲きます。このコーヒーの花から採れるのが、コーヒー花はちみつです。

　こちらはその写真です。
　ご覧の通り、コーヒーと同じ茶色をしています。

　こちらはコーヒー花はちみつをスプーンですくって、コーヒーの中に入れている写真です。コーヒーよりやや薄い程度の色をしていますね。

　茶色や黒い色をした蜂蜜は、癖が強くて苦かったりするのですが、コーヒー花はちみつには癖がまったく、苦味もありません。
　コーヒーのような香りや苦味があるのかな？　と予想していた私にとっては、ちょっと意外でした。

　コーヒー花はちみつは、色以外はほとんど特徴のないスタンダードな味のする蜂蜜です。

　ものすごく甘みが強いわけでも、独特の風味があるわけでもない、無個性なタイプとも言えます。
　コーヒー花はちみつをコーヒーに入れたら、コーヒーの味が引き立つのでは？　思って試したところ……アカシアはちみつを使ったのと大差ない味になりました。アカシアはちみつの方が甘みが強いので、甘さを求めてる人にはアカシアはちみつの方が良いでしょう。

　味を比較すれば、コーヒー用のシュガーの方が、コーヒーに合っていて美味しいです。コーヒー花はちみつは、甘味がシュガーより弱いので、コーヒーに入れると、コーヒーの苦味に呑まれてしまって存在感が乏しくなります。
　また、よくかき混ぜないと、カップの底に蜂蜜がたまってしまいます。

　という訳で、今回はちょっとがっかりな結果になりました。