ちょっとお腹が空いたので、おやつ代わりにハチミツを舐めてみようかと戸棚を開けると……
ハチミツがカチカチに固まっていて、スプーンですくい上げづらい!
ああ、できれば、とろ〜りしたハチミツが食べたかったのになぁ〜。
なんてことありますよね。
実は、ハチミツは低温になると固まってしまうのです。
だから、夏場はとろ〜り、ちょうど良い粘度のハチミツが、冬場にはカチカチな状態になりやすいのです。
↓冬場に固まってしまった蜂蜜。
固まってしまっても成分的にはまったく問題ありませんが、料理などに使いにくいですよね。そこで、固まったハチミツの溶かした方をご紹介します。
1・まずハチミツの入ったビンのフタを外します。
2・水を張ったお鍋に、ハチミツの入ったビンを入れて、加熱します。
3・溶け始めたら、菜箸で突きながらかき混ぜます。
4・溶け具合を見計らって火を弱め、お湯の温度を50〜60度くらいに保ちます。
5・カチカチはちみつが、トロ〜リはちみつに大変身!
この時、注意しなくてはならないのは、いきなりハチミツの入ったビンを、沸騰させた熱湯の中に入れないことです。ビンが割れてしまい、大惨事になってしまう危険があります。
必ず水に入れ、そこからゆっくりと加熱していくようにしてください。
また、加熱しすぎると、ハチミツの色が濃くなり、風味が変わってしまいます。
ハチミツの中に含まれている水分が蒸発して飛んで行く上、酵素などの有用な成分が壊れてしまうためです。このため、ハチミツは加熱しない料理に向いているとも言われています。
だいたい50〜60度くらいの温度で、ハチミツは溶けてくれますので、加熱しすぎないように気を付けてくださいね。
(そもそも熱を加えると、多少なりとも品質に悪影響を与えると言われているので、気になる場合は、加熱しない方が良いです)
●ひふみさんの意見
固まったハチミツの溶かし方を検索してこちらにたどり着きました。
面倒くさくて自分ではしていないのですが、
ハチミツが固まる温度は非常に狭い範囲で、実は冷凍庫に入れておくと固まらないそうです☆