岐阜県にある国産ハチミツ専門店、『みつばちの郷』の社長、西尾利也さんに日本産と海外産ハチミツの違いについて質問をしてみました。
(2013年12月16日段階での回答です)
●質問
日本産と海外産のハチミツに品質の違いはあるでしょうか?
●答え
一番大きい違いは、水分量の違いです。
海外産のハチミツの基準は21%以下で国産蜂蜜は23%以下です。日本は、花を追いかけ南から北に上って行きながら、養蜂家それぞれのコースで移動していきます。九州から東北そして北海道へと移動していきます。
その場所場所のハチミツを巣箱にたまったら採集するの繰り返しですので、糖度の高い蜂蜜は採れない。これに対して海外産は(例えばニュージーランド)巣箱にたまったら、さらに新しい巣箱を足して、蜜蜂ビルみたいにしていきます。巣箱の中に貯まれば貯まる程、水分は低く糖度の高いハチミツが採れてきます。
養蜂の流れ、ハチミツの採り方の流れが違うので糖度(水分量)に違いが出てきます。