肉や魚は冷蔵庫の中に入れ置かないと、すぐに悪くなって腐ってしまいますよね。
でも、ハチミツは、冷蔵庫の外に置いていてもぜんぜんヘッチャラ。
かびることもなく、かな〜〜り長い期間、味が損なわれることがありません。
天然の保存食とも呼べるほどです。
というのも、ハチミツには強い殺菌力があり、ななんと、古代エジプトのミイラ作りの防腐剤の一つとして使われていたくらいなのです!
そんなハチミツの賞味期限とはどれくらないなのでしょうか?
日本産のハチミツは水分が多いので、約2年くらいがおいしく食べられる期間です。
ハチミツの種類などによって、風味が落ちる期限が違うので、賞味期限は生産者の個々の判断で2〜5年の間で設定されています。
ハチミツは長持ちするから大丈夫! と思っていても、うっかり5年も経過させてしまうとやっぱり味が悪くなってしまうのですね。
なるべく、おいしいうちに食べるようにしましょう。
ハチミツには賞味期限のラベルが貼られているので、他の食品同様、これを目安にしてください。
賞味期限を過ぎたハチミツを食べても問題はありません。単に味が落ちるだけです。
人工甘味料や水飴などで水増しされたハチミツでない限り、保存しておいて腐ることはありません。
例え、20年経っても食べられる優れた保存食です。
できれば、味と風味が落ちた古いハチミツは砂糖の代わりに煮物などに使用し、新しいハチミツは、トーストに塗るなど直接食べるのに使った方が良いですね。