便秘になると、腸に溜まった食べ物のカスが腐って、嫌な臭いのする有害物質が生じます。
これによって、おならがひんぱんに出るようになる上、臭いが強烈になります。
これだけなら、まだ笑い事ですまされるでしょうが、これらの有害物質には、発ガン性のある物質もありますし、 神経に害を及ぼす成分もあり、頭痛・肩こり・腰痛を起こし、老化を進めたり、成人病を引き起こす原因にもなります。
さらに体の表面では、肌荒れや吹き出物ができやすくなるという、女性にとっては深刻な被害をもたらします。
そこで登場する助っ人がハチミツです。
普段からハチミツを食べていれば、腸内環境が整えられ、便秘の解消と予防に効果的です。
「医学の父」と呼ばれる古代ギリシャのヒポクラテス(紀元前460年〜370年の人物)は、ハチミツが緩下剤として使えると伝えています。
即効性はないものの、緩やかに便秘を治す効果があることが、紀元前から知られていたのです。
便秘に特に効くと言われているのが『アカシアはちみつ』です。
中国の漢方の書物には「便秘にはアカシアはちみつを朝晩食べるように」と書かれているようです。
また、アカナツメのはちみつも便通に効果があるとされています。