蜂蜜レシピ

はちみつマリナード/巨峰とレモン2014/1/11

 果物のはちみつ漬けは沢山の種類があります。
 訪問した「はちみつ専門店 ラベイユ」では、「はちみつマリナード」という名前で、たくさんのはちみつ漬けが陳列されていました。
 果物が美しくスライスされて漬け込まれているので、どれを買おうか目移りしてまいました。今回はとくに目を惹かれた、巨峰とレモンのはちみつ漬けを購入しました。ハンガリー産の純粋はちみつ(アカシア)を使用した、なかなか高価な商品です。

はちみつマリナード外観写真

 ふたをあけると、果物が贅沢にゴロゴロと顔をのぞかせ、見るからに美味しそう。

はちみつマリナード。ふたを開けたアップ写真
 これを、炭酸水で割って飲んでみることに。
 原液はこんな感じ。舐めてみると、かなり濃厚です。

原液横長写真

 2〜3倍の炭酸で割ってみました。

炭酸をそそぐアップ写真

 きれいなピンク色です。

炭酸で割った蜂蜜マリナード

 飲んでみると、意外に濃厚!
 4倍〜5倍の濃度で薄めたほうが、さっぱりして甘味もちょうどよく、美味しくいただけるようです。

 また、炭酸ではなく、水で割ってもOK。
 天然素材100%の、ヘルシーで贅沢なジュースになります。
 お酒で割れば、おいしいカクテルができそうです。

 はちみつも、巨峰も、レモンも、単体ではどれも個性的な味わいですが、はちみつ漬けにすることで、はちみつの癖も取れ、巨峰のえぐみやレモンの酸味も和らぎ、それぞれの鋭角が取れたかのような、まろやかで複雑な味わいに変わります。

 なお、このはちみつ漬けは意外に傷むのが早く、開封後は冷蔵庫に入れて、なるべく早めに飲みきったほうが良いそうです。

 はちみつを贅沢に使用した、はちみつ漬け。
 今回は巨峰とレモンでしたが、ショウガや梅、かりん、キウイ、ブルーベリー、パイン、リンゴ…と、実にさまざまなフルーツではちみつ漬けを作ることができます。

 管理人の亡き祖母がつくった、アロエのはちみつ漬けは、なんと20年ものでしたが、濃厚な風味はまるで、年代ものの高級酒を飲んでいるかのような深みのあるものでした。(アロエの果肉は取り除いてあったようです)。

 今後、ほかの果物のはちみつ漬けも実際に作ることができれば、順次アップしていきたいと思います。