果物のはちみつ漬けは沢山の種類があります。
訪問した「はちみつ専門店 ラベイユ」では、「はちみつマリナード」という名前で、たくさんのはちみつ漬けが陳列されていました。
果物が美しくスライスされて漬け込まれているので、どれを買おうか目移りしてまいました。今回はとくに目を惹かれた、巨峰とレモンのはちみつ漬けを購入しました。ハンガリー産の純粋はちみつ(アカシア)を使用した、なかなか高価な商品です。
ふたをあけると、果物が贅沢にゴロゴロと顔をのぞかせ、見るからに美味しそう。
これを、炭酸水で割って飲んでみることに。
原液はこんな感じ。舐めてみると、かなり濃厚です。
2〜3倍の炭酸で割ってみました。
きれいなピンク色です。
飲んでみると、意外に濃厚!
4倍〜5倍の濃度で薄めたほうが、さっぱりして甘味もちょうどよく、美味しくいただけるようです。
また、炭酸ではなく、水で割ってもOK。
天然素材100%の、ヘルシーで贅沢なジュースになります。
お酒で割れば、おいしいカクテルができそうです。
はちみつも、巨峰も、レモンも、単体ではどれも個性的な味わいですが、はちみつ漬けにすることで、はちみつの癖も取れ、巨峰のえぐみやレモンの酸味も和らぎ、それぞれの鋭角が取れたかのような、まろやかで複雑な味わいに変わります。
なお、このはちみつ漬けは意外に傷むのが早く、開封後は冷蔵庫に入れて、なるべく早めに飲みきったほうが良いそうです。
はちみつを贅沢に使用した、はちみつ漬け。
今回は巨峰とレモンでしたが、ショウガや梅、かりん、キウイ、ブルーベリー、パイン、リンゴ…と、実にさまざまなフルーツではちみつ漬けを作ることができます。
管理人の亡き祖母がつくった、アロエのはちみつ漬けは、なんと20年ものでしたが、濃厚な風味はまるで、年代ものの高級酒を飲んでいるかのような深みのあるものでした。(アロエの果肉は取り除いてあったようです)。
今後、ほかの果物のはちみつ漬けも実際に作ることができれば、順次アップしていきたいと思います。