2015年1月8日、日本はちみつマイスター協会が主催する、体験講座「初めてのハチミツテイスティング」に参加してきました。
実は、外部のはちみつの講座に参加するのは初めて。
テイスティングはいつも自己流なので、プロの先生の指導を受けてみたいと考えて参加を決めました。
初めての場には不慣れな私は、ドキドキと緊張しながらの参加です。
講座が始まりました。
まず、資料が配られ、はちみつについての基礎知識のレクチャー。
そして、はちみつマイスターという資格についての説明。
そして、いよいよ待ちに待ったテイスティングです。
数種類の、はちみつの瓶には見るからに個性的なハチミツ達が。
テイスティング前に、講師の先生から、参加者全員に、「好みのハチミツ」は何ですか?という質問がありました。
私は「トチはちみつ」が好きなのですが、一瞬思い出せず「柿」と返答。
その他、「ビワが好きです」と答えた方がいらっしゃって、驚きました。
こういった講座に参加されるだけあって、さすが皆さんはちみつにお詳しいですね。
そしてお待ちかね、テイスティングスタート。
選ばれたハチミツは、「ショウシ(ウマゴヤシ)」、「ライチ」「コウキツ」「リュウガン」。
私はてっきり、「レンゲ」「アカシア」などと、せいぜい「クリ」や「ソバ」などが紹介されるものだと思っていたので、一度も食べたことがないどころか、名前も聞いたことがない、珍しいハチミツたちの登場に目が点になりました。
写真のように、小さく区切られたお皿に各自はちみつを一種ずつスプーンで盛っていきます。
そして一種類ずつ、テイスティング。
テイスティングのコツを教えていただき、シートを渡されて感想を書き込んでいきます。
これが意外と難しい…。
緊張していたこともありますが、食べていくうちに、どれがどのハチミツかがわからなくなっていきます。
テイスティングのプロへの道は険しい…。
ショウシが爽やか・サッパリ系で、他3種がコクがある系。
とくにリュウガンは非常に個性的なお味でした。
テイスティングが終わり、今度はテイスティングしたはちみつと食材との組み合わせの試食です。
毎回出していただく料理は違うようですが、今回ははちみつを使ったディップと、生野菜サラダをいただきました。
ディップは3種類。
ショウシはちみつ+粗塩を使ったディップ。
コウキツはちみつ+粒マスタードを使ったディップ。
リュウガンはちみつ+しょうゆ+バルサミコ酢を使ったディップ。
驚いたのが、他の調味料と合わせることで、それぞれのはちみつの個性がより引き立てられ、はちみつそのものを味わうよりも、味わいをより強く感じることができるようになったことでした。
今まで、はちみつの個性を生かすことを意識して、はちみつ料理を作ったことがなかったので、こうやって実際に味わってみてその違いにかなりの衝撃を受けました。
シンプルな生野菜サラダとディップなのに、こんなにおしゃれで美味しい料理になることも驚きでしたね。
おもてなし料理にも、お酒のおつまみとしても素敵そう。
大満足の試食でした。
わずか1時間半弱の講座でしたが、とても濃くて有意義な時間でした。参加してみてよかったです。
もしハチミツに興味を持った方がいらっしゃったら、ぜひこの体験レッスンを受講することをおすすめします。
はちみつマイスター協会様のWebサイトから申し込めるようです。