最強と最弱の蜜蜂のはちみつ対決

 世界最強の大蜜蜂のはちみつは、甘みが強くて癖がありませんでした。
 対照的に世界最弱の針なし蜜蜂は、発酵しやすくて酸味が強く、まさに珍味といった感じがしました。すっぱい果実を食べているような感覚です。

●大蜜蜂のはちみつ
カレンの森はちみつをスプーンですくう

●針なし蜜蜂のはちみつ
針なし蜜蜂のはちみつをスプーンですくう

 色合いも、大蜜蜂のはちみつは黄金色のはちみつらしい、美味しそうな色合いをしています。反対に、針なし蜜蜂のはちみつは、茶色くて、発酵しているため泡が浮いています。
 この泡は無害なものなのですが、知識がない人が見ると、ちょっとギョッとするかも知れません。

 大蜜蜂は危険過ぎて養蜂できませんが、そのはちみつは商品化されています。針なし蜜蜂は安全ですが、あまり商品化されていません。

 おそらくこれは、前者は癖がなくて甘いので多くの人に好まれますが、後者は、酸味が強いという大きな特徴があるので、万人の口に合わず、商品化しにくいのだと考えられます。

 これらの点を総合して考えると、最強と最弱の蜜蜂のはちみつ対決は、最強の大蜜蜂の勝ち!といえるでしょう。