説銀座はちみつフェスタ「屋上みつばち見学会」

 2015年8月1日に銀座で行われた、はちみつのお祭り「はちみつフェスタ」に行ってきました。
 以前、「はちみつテイスティング体験」に参加させてもらった、はちみつマイスター協会の主催イベントです。

はちみつフェスタの看板写真

 こちらでは「屋上みつばち見学会」とはちみつを使ったレシピ活用講座に参加、そして店舗ブースではちみつをいくつか購入しました。
 「屋上みつばち見学会」から追って様子をご報告します。

屋上みつばち見学会

 会場に着いてまず参加したのは、イベント会場屋上で飼われているミツバチの見学会です。
「銀座ミツバチプロジェクト」が行っている養蜂です。
 銀座の真ん中、こんな大都会で養蜂が行われているなんて驚きですね。
 貸していただいた蜂よけのネットつき帽子をかぶり、屋上へ。

蜂よけのネットつき帽子

 実際に養蜂を行っているスタッフの方から、説明を受けながらの見学です。

銀座の蜜蜂の箱

 柵で仕切られたスペースの中に、ミツバチの箱が5箱。
 箱の入口にはたくさんのミツバチが蠢いています。
 箱の上方にも、飛び回るミツバチ達がいます。

 ミツバチは寿命が一ヶ月ほどで、環境によって数に変動があるそうですが、最大で20万から25万匹くらいのミツバチがここに生息しています。

 蜜源になるのは、近隣にある皇居、日比谷公園、そして街路樹の花々です。
 都会はミツバチにとって蜜を集めにくい環境だと思っていたのですが、実際は逆で、人の手によって公園や街路樹に大量の花が植えられているため、花のある木が少ない郊外よりも、より効率的に大量の蜜が取れるのだとか。

 ここのビル以外に、数百メートル先の屋上でも養蜂を行っていますが、似たような環境であるにも関わらず、場所によってハチミツの味が違うのだそうです。

 ここで採れたハチミツは、銀座周辺のレストランやケーキ屋さんで、スイーツやカクテルなどの材料として使われているのだそうです。
 まさに地産地消ですね。

 また、銀座ミツバチプロジェクトは、ミツバチのために銀座のビルの屋上緑化にも力を入れているそうです。

 銀座のミツバチ見学は、はちみつフェスタ開催時以外でも申し込めるようです(有料です)。
 詳しくは銀座ミツバチプロジェクトのWebサイトで探してみてください。