しっとりすべすべの美しい肌は、女性にとっては理想の1つ。
そんな肌のトラブルを解消するためのクリームや保湿剤といった商品が、世の中には大量に出回っていますよね。
でも、こういった化学薬品は、長期的にみて逆に肌を傷めてしまう場合もあり、危険なのです。
しかし、そんな化学薬品より、ずっと安全で安価。しかも効果の期待できる天然の保湿剤、それこそ、
ど〜〜〜〜〜〜ん!! ハチミツです。
ハチミツは吸水性が高く、保湿力にも優れており、潤い効果が抜群。
しかも、浸透性もあるので、肌につけると、みるみる肌内部に浸透して、肌内部を潤いたっぷりにしてくれます。
さらに、アミノ酸、ビタミンC、ナイアシン、ビタミンB群などの水溶性ビタミン、ミネラルではカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分などが、豊富に含まれており、肌を健康にもしてくれます。
ハチミツには天然の殺菌作用があるので、ニキビやおでき、吹き出物の原因となる悪玉菌の繁殖も抑えてくれます。
また、化学薬品と違って、ハチミツには毒性や副作用がまったくないことが知られています。アレルギー反応もごく稀に異物が混入していた場合くらいにしか起らないことが、ハチミツを医学的に研究した書籍『ハチミツと代替医療』(2002年刊行)で紹介されています。
塗ったことで、逆に肌を傷めてしまうなんて心配がないのです。
世界三大美女の筆頭にあげられるエジプト女王のクレオパトラは、肌を美しくするためにハチミツを塗っていた、という伝説が残っています。
彼女は、はちみつを、肌、髪、爪などにつけたり、料理や飲物に入れて口にしていたそうです。
古代ローマ帝国の皇帝ネロの妻ポッパエアは、脂肪・はちみつ・穀物の粉・パンなどをすりつぶしてパックを作り、ロバの乳で洗い流していたと伝えられます。彼女は、はちみつとロバの乳を混ぜたローションも使用していたそうです。
古代の高貴な女性は美のためにはちみつを利用していたのですね。
また、中国の薬学の名著『本草綱目』(1596年)におていは、ハチミツはソバカスを取るのに効果があるとされています。
(中国ではハチミツは漢方の一種として重宝されていました)
石鹸やボディーソープにハチミツを垂らして使うと、効果的です。