40℃以上で加熱すると蜂蜜の栄養素が壊れる!
始めまして、最近ブライトザマーの蜂蜜を買ったHというものです。
ブライトザマーの蜂蜜は蜂蜜に厳しいとされるドイツで、加熱、加糖、精製もせず、朝絞りや夕絞りにこだわりはないものの、そういった加工はせず、契約している養蜂家が蜂蜜の状態をチェックし、一番よい状態(よく熟成した状態)になったときに採蜜すると、先日ブライトザマーを輸入している会社に問い合わせて、担当者等に確認しました。
で、ここまでの品質の蜂蜜ならば、恐らく純粋な蜂蜜に近いと思うのですが、少し疑問に思うのは、自分の食べ方についてです。
自分は焼く前の食パンにバターと蜂蜜とチーズを乗せて、3分ほど焼きます。当然、トースターの中の温度は、40度以上の熱だと思います。
この場合、「一定時間、40度以上の熱を加えると蜂蜜の栄養素が壊れる」という定説に、どこまで当てはまるのでしょうか?
3分ならば、そこまで気にする必要はないでしょうか?
●答え
40度以上の熱をはちみつに加えると熱に弱いビタミン類(B1、B2、ナイアシン、B6、パントテン酸、葉酸、C)が壊れます。
短時間でしたら、その損失はわずかで済むようですが、栄養素の一部が失われることは確実なので、健康のために天然はちみつを食べるのでしたら、加熱はしない方が良いです。
このことから、はちみつは加熱するような料理に使うべきではないと考えています。
そのまま食べる、(トーストした後の)パンに塗る、ヨーグルトに入れる、ジャムに使う、アイスコーヒーやアイスティーに入れる、イチゴにかける、ジュースの材料に使うなどの方法が、はちみつの栄養素をまるごといただくのに適にしています。
実は、これらのやり方は、手間がまったくかからないので、日常的にはちみつを食べる習慣をつけることができます。
めんどくさがりな私にはぴったりでした。
我が家では自家製豆乳ヨーグルトにはちみつを入れて食べていますが、健康目的ではちみつをいただくのでしたら、これが最も良いかなと思います。
(ヨーグルトは一度作って菌を繁殖させれば、あとは豆乳や牛乳を容器に追加するだけで何度でも作れて意外とお手軽です)
もしスーパーなどで売られている安いはちみつを使わるのでしたら、加熱して水分を飛ばす、甘味料が混ざっているなどの加工処理が行われている可能性が高く、最初から栄養素が壊れているので、気にしなくて大丈夫です。