こわ〜〜い病気の引き金になる動脈硬化って知っていますでしょうか?
血の通り道である血管の層が厚くなったり、硬くなったりして、血が流れにくくなった状態を動脈硬化といいます。
こうなってしまうとさあ、大変!
ふとしたことで血管が詰まって、そこから先に血が流れなくなってしまうのです。
これが心臓や脳などの重要な器官で起こると、日本人の死亡率トップスリーにランクインする
心筋梗塞や脳血管障害を引き起こします。
動脈硬化はこういった深刻な病気を起こす要因となるので、注意しなければいけません。
でもご安心を。
実は、ハチミツは動脈硬化を防いでくれる働きがあるのです。
アメリカの医学者ローランドは、動脈硬化と心疾患の食事療法には、ハチミツが欠かせないと述べています。
この秘密はハチミツに含まれているコリンとカリウムにあります。
コリンは、血管を拡張させて血圧を下げる働きと、血管壁への悪玉コレステロールの沈着を防いでくれる働きを持っています。
動脈硬化の原因となる高血圧と、悪玉コレステロール除去を請け負ってくれるのですね。
カリウムは、塩分を取りすぎて高くなったナトリウムのバランスを整えてくれます。
ナトリウムを摂りすぎると血液量が増え血圧を上昇させてしまうのです。
これを事前に制御できるのがカリウムなのです。
その結果、塩分の摂りすぎによる高血圧の予防につながります。
このダブルの効果で、ハチミツは動脈硬化を防いでくれるというわけです。
動脈硬化は年齢が上がるにつれて発生しやすくなりますので、ご家族の中にお年寄りがいれば、ぜひハチミツを食べることをすすめてみてください。