世界最凶の大蜜蜂が作った『カレンの森はちみつ』
「カレンの森はちみつ」は、世界最強の蜜蜂と言われるタイの大蜜蜂のはちみつです。危険すぎるので養蜂できない蜜蜂です。タイ在住のOさんよりいただきました。
大蜜蜂は現地の言葉でプンルアンといいます。
ラベルに「15M」と記載がある通り、高所にある蜂の巣を、タイの少数民族・カレン族のハニーハンターが木に登って採蜜した貴重なものです。
大蜜蜂とは、体長2センチ弱にもなる大きなハチで、木にむきだしの大きな巣をつくります。最凶と言われるだけあって、
体長が大きいだけでなく凶暴な性格をしており、攻撃されたと判断すると、なんと3キロくらいまで追いかけていくこともあるほどの執拗さを見せるといいます。襲われた相手をトコトン攻撃しなければ気が済まないのです。
ミツバチを好物とする鷹の仲間のハチクマが、旅鳥として日本に来る前にタイに滞在しこの大蜜蜂を捕食しエネルギーを得るそうですが、その猛禽類のハチクマをも集団で撃退することもあるほどの攻撃力だとか。
カレン族のハニーハンターも、かなりの危険を冒して採蜜しているのですね。そんな貴重なはちみつはどんな味がするのでしょうか?
<色・香り・粘り>
色は明るい金色。
香りは、森に咲く素朴な木の花のようです。
粘りは少なく、さらさらとしています。
<風味>
まろやかでコクのある風味です。
酸味は少なく、しっかりした甘さがあります。
しかし、後味は非常にさっぱりしていて、残りません。
甘みは強いですが、特に癖のないスタンダードな味のはちみつでした。